(注)このブログは「Reborn-Art Festival2019」公式ではありません。有馬かおるが個人的に公開しています。

Reborn-Art Festival2019 (8月3日~9月29日)58日間 :公式HP http://www.reborn-art-fes.jp/


テーマ:街のマンガロードとアートロード

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市街地キュレーション担当:有馬かおる
<2019年3月>
テーマ:街のマンガロードとアートロード:5箇所




石巻には、石ノ森萬画館があり、マンガロードがあります。今回の展示は、そこにアートロードを加える構想です。前回RAF2017の私の展示のコンセプト(リボーンが終わった後も石巻のアートシーンの継続させる)を引き継いでもいます。そのためキュレーションの中心となるのは石巻の作家です。そして、新たなアートスペースも誕生し、点を線にします。また、「マンガ的発想」が街のコンセプトの石巻には、石ノ森章太郎のキャラクターが町中にあります。これは石ノ森章太郎世界観の拡大です。この石巻にとって「マンガ」とは、「マンガ的発想」とは何かを考えます。

1)アートロード:3ヶ所

・石巻のキワマリ荘:「継続と成長」(前回・ガルバナイズ ギャラリー)
内容:住んでいるという利点を活かす「暮らし」をコンセプト
展示作家:富松篤、ちばふみ枝、古里裕美、シマワキ ユウ、ミシオ

・ART DRUG CENTER :「(石巻の作家による)アートによる生きる力」 石巻のキワマリ荘から歩いて5分・新設)
内容:人はアートに救われ生きる活力を得ている。この街にいるために、この街を出るために、この街をつなぐために、死んだ人に会うためにアートを必要とする人たちの展示。
展示作家:有馬かおる鹿野颯斗、守章、Ammy、SoftRib
(参考)ART DRUG CENTER(犬山):http://artdrugcenter1996.blogspot.com/

・山形芸術界隈:「東北アートの新しい形」旧柏屋(前回:八木隆行)
展示内容:山形芸術界隈はGALVANIZE gallery(石巻のキワマリ荘1F)にて一年間を通じた展覧会をしており、石巻と深く関わった作品群も多く存在する。その経験や作品を踏まえ、東北現代美術が日本や世界に発信できる野心的な展示。
展示作家:大槌秀樹、工藤玲那、後藤拓朗、是恒さくら、渋谷剛史、白丸たくト、根本裕子、久松知子・・halken LLP(ハルケン):マネジメント
https://twitter.com/geijyutsukaiwai
http://geijyutsukaiwai.org/



マンガロード:2ヶ所

・旧旅行代理店(前回・齋藤陽道):
オザワミカ(ディレクション)による青木俊直展:(テーマ)学校
オザワミカは、これまでに多数の漫画家、イラストレーターの展覧会を都内で企画している。
青木俊直(漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナー)。キャラクターデザイナーとして『ウゴウゴルーガ』『みんなのうた』やポケモンえほんの挿絵を担当。最近は映画『きみの声をとどけたい』やアニメ『ひそねとまそたん』などのキャラクター原案。

・パナックけいてい2F(前回・水戸のキワマリ荘)
たなか亜希夫(石巻市出身、マンガ家):(テーマ)震災後石巻の文化の灯火
「軍鶏」、「迷走王ボーター」画:たなか亜希夫 。現在、石巻を舞台にした作品「リバーエンド・カフェ」が、2017年7月18日発売の漫画アクション(双葉社)で連載中。

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それぞれの詳細略歴は、下記のReborn-Art Festival2019のHPを参照。
http://www.reborn-art-fes.jp/area/ishinomaki/